心理学に興味のある人、心理学を通して、コミュニケーション術を学びたい人のために、
メンタルケアカウンセラーの私が書いています。
自分が正しいと思って言い続けてきたことが、大勢の人から否定される・・・。
それも、信じていた人にまで「間違っている」と指摘されたら・・・。
真意がどうであれ、これはヘコみますよね~(泣)
もう誰とも会いたくない!
人と接したくない!
そんな気持ちになるのも、頷けます。
俗に言う「対人恐怖症」です。
人は、このような状態が続くと自信を無くし、その興味は自分に移ります。
そして「自己チェック」が始まります。
ここまで来ると、もう自分の存在そのものが邪魔な気がして、「引きこもり」や「自殺」を考えるほど、深刻化する人も居るくらいです。
中には、自分の体の匂いを指摘され、対人恐怖症になり、消臭剤への「依存症」になってしまう人もいます。
こうして症状が進み、自信を無くしていくと「自分は何をやってもダメだ」と思い込むため、失敗のリスクも高まります。
さらに、身体的には何の異常もないのに、呼吸困難や、原因の分からない身体の不調に悩まされたり、街を歩いていても、誰かに酷いことをされるのではないか、知らない人が、自分を見て笑っているのではないか、などの「視線恐怖症」に晒されたりします。
しかし、自分が思うほど、人は誰かに、注目していないものです。
時には開き直りも大切です。
意識しすぎるあまり、却って動きがぎこちなくなり、それによって悪目立ちすることの方が多いくらいです。
どうしても、他人の視線が気になる場合は、メガネを掛けるなどの対処方がおススメです。
見える視界が変化することで、他人との間に、良い意味で距離感が生まれ、自分と他人とを遮るシャッターのような役目を発揮します。
「いつもの自分と違う」ということを意識すれば、それだけで案外、気持ちが楽になり、普通に居られたりするものです。
対人関係に悩んでいる人は、1度、試してみましょう。