本音と建て前の心理

本音と建て前の心理

いつも、どんな時も、本音だけで生きられたら、どんなに楽でしょう。

でも、現実はそうも言っていられないですよね・・・。

実際、私たちは上手に本音を隠し、建て前だけが1人歩きしているような、希薄な危うい人間関係の中で生きています。

他人に、どう見られているだろう?
今、どう行動するべき?
どんな答えが正解なんだろう?

建て前に振り回されて、がんじがらめです。

自分でコントロールしているはずの、本人でさえ、自分の本音が分からなくなるくらい。

このような状態を、心理学では「ペルソナ」と言います。

ペルソナとは

職業や役割などで、社会的に望まれている「その人らしさ」の顔(仮面の事)。

では、本音だけで生きてみたら・・・間違いなく人間関係はこじれますよね?

それなら、建て前だけで生きてみたら・・・これでは自分が疲れてしまいます。

本音と建て前、上手に使い分けて生きている人が、世の中に、どれだけいるでしょう?

世渡り上手と言われている人たちだって、1人になれば、ぐったりと疲れきっているはず。

それほど、人間関係は難しく、私たちは不器用な生き物なのです・・・。

それなら1度、良い人を捨ててみませんか?

世間体も見栄も人間関係も、何もかも捨てて、本能のままに生きる。

その中で、見えてくるものが、きっとあるはずです。

成功も失敗も、善も悪も無く、ただ自分のために生きる。
(もちろん、常識の範囲内でですよ?)

本当に嫌なことは、「NO!」と言えるようになりたいですね。
もしかしたら、自分で気が付かないうちに相手に対し、気に入らない態度に映っていたのかもしれません。