色の好みに隠された心理

色の好みに隠された心理

好きな色や、嫌いな色って、個性が出ますよね?

好きな色は、その日の気分やモチベーションで変わりますが、嫌いな色は、一生変わらない、と言われます。

「カラーセラピー」という心理療法もあるくらい、色は人の心理に深い影響を与えます。

中でも、嫌いな色、心理学では「カラーショック」と言いますが、あるトラウマによって意識づけられていることがあります。

例えば、「青」が嫌いな人がいたとします。

理由を聞いてみたら、昔、とても辛い別れ方をした彼が、「青色」の服を着ていたとか、「赤」に、どうしても生理的違和感を感じるという人は以前、事故現場を目撃してとても怖い目に遭った、とか。

これは、「匂い」にも同じ効果が言えるかもしれません。

何年経っても、その匂いを嗅いだ瞬間、時間が一気に「あの日」に戻った、などという話は、よく聞く話ですよね?

ここで、一般的な色を例に挙げ、選んだ服の色によるその日の気分、「心理状態」を挙げてみます。

青・・・冷静沈着、気分が落ち込み気味の状態
赤・・・情熱的、エネルギッシュ、自己主張が強くなっている状態
緑・・・癒しの色、リラックスした状態
黄色・・・コミュニケーションの色、人との調和がしやすい状態
紫・・・想像力豊か、直感が冴えている状態
茶色・・・家庭を連想させる色、母性本能が溢れている状態
グレー・・・自己中心的、依存心が強くなっている状態
黒・・・反発、抵抗、拒否、何か不満を抱えている状態