心理学に興味のある人、心理学を通して、コミュニケーション術を学びたい人のために、
メンタルケアカウンセラーの私が書いています。
「社会心理学」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
ストレス社会の現在、この社会心理学が、にわかに注目を浴びています。
では、社会心理学とは、どのようなものでしょうか?
自分と他人の間で生じる心理の働き、または、人間関係の中での心理による働きかけの仕組み、などを学ぶ心理学。
コミュニケーションの心理学とも呼ばれ、対人マナーに関する心理学です。
自分が相手にどう見られるか、または、相手は自分をどう見るか、が大きなテーマになります。
家族といる時の自分、友達と居る時の自分、会社に居る時の自分・・・。
相手によって自分の対応が違うように、自分の態度によって、相手の態度も変わります。
相手が不機嫌だから、自分もイライラする。
自分が不安に思っているから、相手も自分に対して、心配そうな顔をする。
感情は伝染します。
自分は相手の、相手は自分の、「鏡」なのです。
相手の態度が悪いと腹を立てるより、まずは自分自身が、相手を不快にさせるような言動は無かったかを振り返ってみましょう。
もしかしたら、自分で気が付かないうちに相手に対し、気に入らない態度に映っていたのかもしれません。