心理学に興味のある人、心理学を通して、コミュニケーション術を学びたい人のために、
メンタルケアカウンセラーの私が書いています。
人が1日の内で一番、本音を漏らしやすい時間はいつ頃だと思いますか?
例えば、朝。
この時間は、活動量が活発な時間なので気の緩みが無く、ポロリと本音を漏らすことはほぼ皆無です。
では、会社終わりの「ちょっと1杯・・・」なら?
仕事が終わって、ほっとしているし、この時間なら、上司の悪口を肴に本音も!と思うのは大間違いです。
この時間は、逆にリラックスしすぎて、本音どころか大風呂敷を広げられる可能性の方が高く、有効な意見は到底、聞けそうもありません。
正解は、夕方です。
この時間は、心理学用語で「ボディ・タイム」と呼び、人が1日の内で一番、本音を漏らしやすい時間と言われています。
具体的には、16時過ぎくらいが最適でしょう。
人間は、朝から晩まで最高のモチベーションを保てるわけではありませんよね?
朝が一番爽快な「17時まで人間」、仕事終わりからが勝負の「17時から人間」。
どちらにしても、16時過ぎには、「もうすぐ仕事が終わる・・・」という安堵感で、気分的に開放されている時間帯でもあります。
そんな時、さり気に鎌をかけると、ついつい本音が・・・(笑)
でも、聞いた本音は、自分の胸にしまって、他言しないようにしましょう。
ポロリと漏らした本音は、きっと、あなたを信頼しての言葉です。
くれぐれも礼儀の一線は踏み間違えないよう、気を付けたいものですね。