ネガティブ・ノート

ネガティブ・ノート

人は誰しも、少なからず、心に闇を抱えています。

それでも心をなだめながら、偽りながら、私たちは毎日を過ごしています。

けれど、どうしても、その闇を抱えきれなくなった時、あなたは、どうしていますか?

私は、「ネガティブ・ノート」をつけています。

「ネガティブ・ノート?聞いたことないよ」と思うかもしれませんね。

「ネガティブ・ノート」は、私が名前を付けて、勝手に、そう呼んでるだけです(笑)

中身は何のことは無い、ただのノートです。

映画にもなりました、「デス・ノート」とは違いますよ?(汗)

私は、この「ネガティブ・ノート」に、人の名前ではなく、「たまったストレスの元」を書き連ねます。

それだけでも、充分、怖いですか?(汗)

この「ネガティブ・ノート」には、自分の胸にわだかまっていること、言われて嫌だったこと、傷ついたこと、嫌いな人の名前・・・。

何でもいいので、思いつくままに書きこみます。
(くれぐれも、「恨みつらみノート」にならないように。汗)

大丈夫です、誰に見せるわけでもありません。

好きなように書き込んでください。

そうして、全部、心の中を空にしたら、そのノートをびりびりに破るなり、燃やすなりしてください。

そうすれば、もう、証拠も残らな・・・いえいえ、浄化されるでしょう?(笑)

「厄」とは、紙を破る、燃やすことで浄化されて、全部チャラになるんですよ。
(これは本当です!)

だから、嫌なことがあった日、私は「ネガティブ・ノート」をオススメします。

なぜなら、ネガティブな感情を持ったまま何もせず、そのままにしていては、心が死んでしまうから。

心が傷ついたときは、ため込むよりも、吐き出してしまった方が、実は楽です。

「自分の感情に気付いてあげること」が1番、大事です。

自分は、なぜ、そう感じたのか?
何が原因だったのか?
いつ?どんな時に?どんな場所で?誰によって?・・・「私」は傷ついたのか?

それを知らなければ、傷を癒すことは出来ません。

いつまでも、胸にとどまって、くすぶり続けます。

きっと、みんな、探しているのです。

自分の居場所は、どこか?自分は何者か?

自分は何のために生まれ、誰に求められ、何を必要としているか?

何をするべきなのか・・・?。

自分を客観的に見る目を養うことは大切です。

そのためには、自分の「感情」に耳を傾けましょう。

自分が傷ついた現実から、逃げてはいけません。

確かめるのです。
真っ直ぐに、自分の目で。

明日、ちゃんと笑えるように・・・。