心理学に興味のある人、心理学を通して、コミュニケーション術を学びたい人のために、
メンタルケアカウンセラーの私が書いています。
人は誰しも、少なからず自分本位な生き物です。
しかし、度が過ぎると、社会的に望ましくない性格、「性格異常」とみなされるのです。
では、「性格異常」と「精神病」の線引きはどこでしょう?
誰がどこから見ても「おかしい!」と思う範囲、普通ではない状態の人を「精神病患者」と言います。
この「精神病」の人は、自分が人と違う、おかしい行動をしている、または言動をしているという認識が殆どありません。
また、普通では、あり得ない物を見えると言い、普通では聞こえないことを聞こえるというなど、奇行が目立ちます。
精神病とは違い、自分がおかしいことをしている、という自覚があります。
また、精神病患者に見られる、幻聴や幻覚という症状は無く、本人の「思い込み」が原因の場合もあります。
人格障害の人の性格パターンを表してみると、以下の通りです。
次に、人格障害とまではいかないけれど、性格に、行き過ぎる問題がある人のことを「性格異常」と言います。
社会的に、あまり好まれない性格パターンを挙げてみましょう。
※行き過ぎる二重人格も、性格異常に当たります。
また、このような人は、自分がおかしいと自覚しつつも、他人からそのことを指摘されると、すんなりと受け入れられない、天邪鬼な面もあるようです。